施設日記

  • 2021.12.16

    薬膳の日《管理栄養士》

    本日は今月2回目の薬膳の日です。今月のテーマ「不眠解消」×「冬の養生」に効果のあるお食事に致しました。

    冬の養生は身体から寒さをとり温かくすることです。寒い冬に特に補うものは「気・血・陽気」!気力を充実させ「寒」の邪気を体に入れないようお話ししました。

    本日の献立は黒米ごはん、鮭の香味野菜あんかけ、里芋となすの陳皮味噌あんかけ、ほうれん草のクルミ和え、大根と鶏団子のスープです。黒米は腎気を補い鮭は気を補います。ニラ、ネギなどの香味野菜は腎の働きを高め、あんかけにすることで体の中から温めます。味噌あんかけに加えた陳皮(みかんの皮)は体を温め食欲増進やリラックス効果があります。スープにはイライラや不眠など心身の疲れを取れるようなつめや牛乳を入れました。

    黒米ご飯や陳皮やなつめなど普段食べなれない食品もあったようですが、体が温まった、美味しかったと好評でした。

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