施設日記
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2022.05.01
ウォーキングとは?
みなさん、こんにちは!しょうぶ翔裕園のリハビリ課です。
今日は、ウォーキングのお話をしたいと思います。
ウォーキングは、健康維持に効果があるといわれていますが、その効果を高めるポイントを少しお伝えしたいと思います。
- ダイエット効果
運動には、有酸素運動と無酸素運動があります。
有酸素運動とは、継続的に体に軽い負荷をかけながら行う運動のことで、酸素を使って脂肪を燃焼させ、そのエネルギーで体(筋肉)を動かすのが特徴になります。
ウォーキングは有酸素運動の1種のため、体内にある脂肪を燃焼させる効果があり、ウォーキングを継続して行うことでダイエットにつながります。
無酸素運動に関しては、また、機会を見つけてお話しさせていただきます。
- 生活習慣病の予防・改善効果
生活習慣病とは、食生活の乱れや喫煙、運動、飲酒などの生活習慣が原因で発症する病気のことです。
ウォーキングには、脂肪燃焼効果の他、血流を促進する効果や血圧や血糖値を抑える効果が期待でき、生活習慣の改善にもつながるでしょう。
例えば、朝のウォーキングを継続的に行うことで早寝早起きの習慣が身に付いたり、朝ご飯をしっかりと食べる習慣が付いたりと、生活習慣そのものの改善にも効果が期待できます。
- 自律神経を整える効果
私たちの体には自律神経という神経があり、自律神経は様々な体内環境をコントロールしています。
自律神経には、体を動かしたときや緊張状態のときに活発に働く交感神経と、寝ているときやリラックスしたときに活発に働く副交感神経の2つがあり、2つの神経がバランス良く働くことで身体と心のいい状態を保つことが出来ます。
ウォーキングのように一定の動作をリズミカルに行う有酸素運動は、交感神経と副交感神経のバランスを整える効果が期待できます。また、ストレスや疲れも自律神経の乱れにつながるため、ウォーキングによってストレス発散やリフレッシュすることは、良好な体内環境を維持するために効果的です。
ウォーキングを行うと幸福ホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されますが、セロトニンには心と体をリラックスさせる効果があるため、ウォーキングはメンタルヘルス対策としても効果的な運動です。
- ウォーキングの効果的な時間帯や歩き方
ウォーキングの最も効果的な時間帯は、朝だと言われています。
朝日を浴びながらウォーキングをすることで、先ほど説明した幸福ホルモンのセロトニンが分泌され、心や体をリラックスした状態にしてくれます。また、朝ウォーキングをすることで自律神経が整い、血流も促進されるため、血圧や血糖値を抑える効果も期待できるでしょう。
また、背筋を伸ばしてよい姿勢で歩くことが大切です。
一度にたくさんの距離を歩いても効果はありません。10分、20分と時間を決めて毎日継続することが大切です。
また、これから暑くなってきますので、水分補給も忘れずにしっかり行いましょう!
まずは、ご自身の無理のない範囲で毎日継続していくことが大切です。
いつもより、少し早起きして自宅の周りを5分でも10分でも歩いてみませんか?
自宅の周りでも普段と違う景色に気づけるかもしれません。
リハビリ課